「SPY×FAMILY」は2020年7月6日の時点で、累計発行部数が400万部を突破したジャンプ+の人気作品です。
最新刊の5巻が9月4日に発売します、本当に待ち遠しくて仕方ありません。アニメ化は決定情報はまだ出ていませんが、もう決まっているようなものですね!
本記事では、その理由と作品の魅力を一緒にお伝えするものとなっております!
SPY×FAMILYってどんな漫画?
ジャンプ+にて隔週月曜日に更新されている遠藤達哉先生の作品です。
「面倒な毎日ほど、愛おしかったりする。」SPY×アクション×特殊家族コメディというキャッチコピーの元に作られた漫画で、1巻目から笑わせたり感動させてくれたりと、本当に良い漫画です。
凄腕スパイの主人公が、敵対国にて潜入活動するために家族をもたなければならなくなった。そこで即席で作った偽家族を作ったのはいいが、最強の殺し屋の奥さんと心を読める超能力を持った子供が家族になってしまう。主人公と奥さんは互いにそれを知らず、主人公は密かに任務の遂行を。奥さんもバレないよう人殺しを。わくわくを求める子供はこの生活が続けられるように良い子であろうと一生懸命がんばる。という笑いあり涙ありのコメディ漫画
自分で要約を読み直して、この漫画絶対面白いやつだって思いました(笑)。
遠藤達哉先生について
遠藤達哉先生は、2000年に読み切りで賞を取り、「TISTA」「月華美刃」などをジャンプSQにて連載されていたようです。
「青の祓魔師」で有名な加藤和恵先生や、「チェンソーマン」の藤本タツキ先生、「地獄楽」の賀来ゆうじ先生などのアシスタントをこなされたりもしたそうです。
集英社担当編集の林士平さんは、「遠藤がアシスタントに加わった職場は全体的に画力が向上すると評価している」と仰っていたそうです。遠藤達哉先生は、理知的でものすごく勤勉化なのでしょう。
「月華美刃」を試し読みしましたが、こちらもおもしろそうだったので今度しっかり読んでみたいと思いました。ただ、読みやすさは断然「SPY×FAMILY」の方が上でした。たくさんレベルを上げてから望まれたんだなと感じました。
特技は考えすぎとのことで、「SPY×FAMILY」は相当考えて作られていると思われます。ストーリーが秀逸だと感じましたし、各キャラクターの魅力も納得いくものでした。
そして、とても謙虚な方のようで、このような最上級に面白い漫画を4巻の最後で自ら「しょーもない漫画ですがほんの少しでもみなさまの心の慰めになれてたら嬉しいなーと思います」なんてご謙遜されています。
私にとって「SPY×FAMILY」を読んでる時間は、最高に楽しい時間でした!
もっと自身を持って欲しいと思いました、私は全力で応援します!
SPY×FAMILY信者として、どこまでもついていきます!
「SPY×FAMILY」がアニメ化する理由1:練られすぎている魅力的なキャラクターたち
とにかく登場人物たちの魅力がすごいです。そして、バランスもよく考えられており、まさに完全調和が取れたキャラクター設計だと思いました。
主人公のロイドは、容姿が良く、賢くて強くてバランスが良い万能型です。
奥さんのヨルは、可愛くて天然だけど強さはピカイチのパワー型です。
子供のアーニャは、子供らしさとアホさと健気さを兼ね備えた人類の宝です。
それでは主要キャラクラーの紹介をしていきます。
ロイド・フォージャー
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西国組織WISE(ワイズ)のスパイとしての顔を持ち、黄昏のコードネームで恐れられています。
変装能力に長けていて、戦闘、頭脳においてもレベルが高く、数々の任務をこなしてきた経験から、組織の人間からも憧れるほどの実力を持っています。
また、ロイドは戦災孤児としての生い立ちがあり、「(幼い頃の自分のような)子どもが泣かない世界」を作るという信念の元、スパイになりました。
ジョジョのブチャラティーを思い出せてくれるような格好いい信念ですね。
性格は、任務では冷徹だけど、日常生活では気配りのできるとても優しい人間です。
彼のスパイとしての性質上、すべてを完璧にこなすためにはまず勉強をという姿勢が、人間らしさまでも磨いてしまったのかもしれませんね。
偽物語でも言ってました、 “偽物のほうが圧倒的に価値がある。そこに本物になろうという意思があるだけ、偽物のほうが本物よりも本物だ。”
つまり、真人間としてあろうとするロイドは、そうなろうと努力している分、余計に価値がある人間なのです。それがたとえ、任務という理由であろうとです。
ヨル・フォージャー
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普段は事務員として働いているヨルは、実はいばら姫と呼ばれる凄腕の殺し屋でした。
仕事場で交わした同僚から浮いていると言われたことをきっかけに、自分がより一般人に見えるようにと妻役を探していたロイドと偽装結婚をすることを決心します。
ヨルは基本的に、天然で殺しと後始末の掃除以外は、何も出来ませんが、少しでも良い奥さんでいようと努力をします。そして、強さだけで言うとロイドを凌ぐ強さなので、アーニャが危険にさらされた時は、恐ろしい力で助けてくれます。もう本当に気持ちの良いくらいに悪者をボコにしてくれます。
嘘や駆け引きなども得意ではなく、ロイドにもアーニャにも好意的なので見ていて安心できます。
内輪もめになることもしばらくなさそうなので、そういうのが得意じゃない方も安心ですね。
アーニャ・フォージャー
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この漫画のもう一人の主人公と言っても過言ではない人物です。
可愛さ、お茶目さ、健気さ、面白さのすべてを兼ね備えた最強のキャラクターです。
アーニャは、ある組織の実験体で「被験者007」として生まれました。
他人の心が読める力を持っているものの、とにかく勉強が嫌いで、組織からもそれが嫌で脱走しました。その後は、施設を転々としていて、子供を探していたロイドと出会います。
心が読めるアーニャは、スパイとしてロイドの心の言葉を聞き、面白そうだからと自らを売り込みます。
動機が面白そうという風にされているところが、可愛いですね。
自分本位な動機ではあるのですが、良い暮らしをしたいとか、自分が生きていくための踏み台にしたいとか、そういう汚い心じゃないという点が、本当に考えられてるなって思いました。
「SPY×FAMILY」がアニメ化する理由2:世界観がヨーロッパ風であること
舞台がヨーロッパのベルリンの壁崩壊前のドイツを彷彿させるような設定で、東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)という国で物語が進みます。このヨーロッパ風の世界観は、映像化するととても映えると思います。
Monster、バッカーノ!、GOSICKとか大好きだった私にとって、そういう世界観はもう好物としか答えられませんね!
2020年3月14日に発売された季刊エス69号という雑誌に、物語の世界観・キャラクターについてなどの記事が掲載されているので、気になる方は購入して読んでみるのもありではないでしょうか?
「SPY×FAMILY」がアニメ化する理由3:ストーリーのバランスが素晴らしい
ホームコメディとしての割合と、スパイ活動としてのサスペンスのバランスが絶妙で、とにかく読んでいて楽しいです。
やはりアーニャの存在がとても大きいです。彼女がいることによって、すべてが良い方向に回っています。
ロイドの職業がスパイということもあって、サスペンス要素は任務をこなす話を描けば良いので、そこにコメディ要素をからめるためにアーニャとヨルが活躍します。
キャラが立つストーリーもきちんと用意されていて、非の打ち所がありませんね。
ロイド一人だけでも話が成立するほどキャラクターとして面白いのに、アーニャとヨルも同じレベルで面白いのですから、そりゃそうですよ。
「SPY×FAMILY」がアニメ化する理由4:発行部数がすでに条件を満たしている
(出典:https://collabo-cafe.com/events)
2020年7月6日の時点で、すでに400万部を突破している本作品ですが、その平均発行部数100万部を越えています。
アニメ化の最低条件として、平均発行部数10万部~30万部と聞いたことがあります。
それを遙かに凌駕する100万部です。アニメ化しないはずがありません。
あの鬼滅の刃ですら、アニメ化前は平均発行部数は25万部です。
鬼滅の刃はアニメの素晴らしい出来と動画サイトの普及による見やすさ、またタイミングなどが重なり、今では殿上人となってしまいましたが、「SPY×FAMILY」はそれに匹敵するポテンシャルをもっているということなのです。
担当編集の林士平さんが、特報として報告しているとおり平均発行部数100万部は快挙なのだと思います!
🎉特報🎉
『SPY×FAMILY』1巻〜4巻が累計400万部突破しました❗️
1巻〜3巻は各巻100万部超え‼️📚⤴️読者の皆様の熱い応援、本当に有り難いです。
この勢いを楽しみながら、急がず、丁寧に連載を積み重ねていけたらと願っております。皆様どうぞ引き続き、本作を楽しんで頂けたら幸いです✨ pic.twitter.com/X7hsOLK6Ri
— 林士平(りんしへい) (@SHIHEILIN) July 5, 2020
何よりWEBで無料で読める作品がこうして、きちんと売れているということが作品の魅力のすべてを証明しています。
信者みたいになってしまってますが、私はそう呼ばれても良いくらいファンになりました。
「SPY×FAMILY」がアニメ化する時期は?
ここまで話したことを踏まえれば、約束された名作がアニメ化することは確定事項ですよね。
現時点での問題は、放送するためにお話がまだ足りないということくらいでしょう。
この名作がアニメとして放映される際は、絶対に2クールは放送すると思っています。
1巻あたり4話くらいで放送するのが通例なので、単行本は最低でも6巻分は必要とな
ります。そして発刊ペースが以下の通りです。
SPY×FAMILY 1 | 2019年7月4日 |
SPY×FAMILY 2 | 2019年10月4日 |
SPY×FAMILY 3 | 2020年1月4日 |
SPY×FAMILY 4 | 2020年5月13日 |
SPY×FAMILY 5 | 2020年9月4日 |
SPY×FAMILY 6 | 2020年12月4日 or 2021年1月4日? |
SPY×FAMILY 7 | 2020年3月4日 ~ 2021年5月4日? |
SPY×FAMILYは、本編とは関係のないショートストーリーなども含まれているので、アニメの話数調整がとてもしやすそうですが、それでも早くてもアニメ化の発表は年末から来年の間で、最速でアニメ化されたとしても2021年の冬以降になりそうです。
少なくともアニメ化の企画はすでに水面下で進められているのではないかと思います。本編ストーリー、6巻、7巻あたりで一区切り着くような形を取られるかもしれません。アニメのオリジナルストーリーでお茶を濁すという手も全然ありそうですけど。
鬼滅の刃でアニメ化による逆輸入で250万部から8ヶ月で一気に4000万部まで売れたという爆発的な記録が前例としてあるので、集英社さんも確実にアニメ化したいはずですしね。
「SPY×FAMILY」がアニメ化する理由のまとめ
素晴らしい設計のキャラクター、絶妙なバランスのストーリー、確かな売上げ、鬼滅の刃というドル箱の前例。この4つ条件によって、アニメ化は確実でしょう。
最速で2021年の冬に放送されるかもしれないので、みなさんそれまではこちらのジャンプ+で、隔週月曜日を楽しみにしながら漫画読んで待ってはいかがでしょうか!
こちらの公式Instagramも、半端なく可愛いアーニャが動く姿が見られるので、アニメが待ちきれない人は一足先に癒やされに行きましょう!