「地獄楽」が面白すぎる!アニメ化前に作品が人気の理由を徹底解明!

「地獄楽」は現時点ですでに累計発行部数100万部を突破している人気作品です。アニメ化されるのも時間の問題ではないでしょうか。アニメ化応援といった意味合いも込めて、原作の魅力をご紹介したいと思います!

地獄楽ってどんな漫画?


2018年1月よりウェブコミック配信サイト「ジャンプ+」にて連載されている人気漫画です。すでに2019年6月時点で累計発行部数100万部を突破しています。作者はいったい誰かというと、「ジャンプSQ」にて「FANTASMA」という作品を描いていらした賀来ゆうじ先生です。

ストーリーを極限まで要約すると?

心を持たない最強の忍が人間の心を知ってしまい、様々な人間や化け物と殺し合いをしていく中でその心に葛藤していく心理模様が描かれた和風ダークファンタジー漫画

舞台は江戸時代後期、忍の里の筆頭として活躍していた画眉丸はある事件をきっかけに死罪人として幕府の役人に捕まってしまいます。そこで出会った女性が打ち首執行人の山田浅ェ門佐切でした。しかし、彼女の目的は画眉丸の首を刎ねることではなく、世にも奇妙な極楽浄土にて不老不死の仙薬を探させるための戦力集めでした。画眉丸は、仙薬を持ち帰ると無罪になれる恩赦を受けるために、島へ旅立ちます。島には他にも同じ目的の死罪人が上陸しており、島にいる奇妙な生物と死闘を繰り広げたり、同じ目的の死罪人と殺し合いや共闘をして話は進みます。

賀来ゆうじ先生の経歴がとにかく凄すぎる

賀来ゆうじ先生は、なんと週刊少年チャンピオン編集部にいらした元編集者なのです。浦安鉄筋家族で有名な浜岡賢次先生の担当編集された後、夢を諦めるために出版社に持ち込みを行い、見事漫画家として成功をおさめられたという異色の経歴をお持ちです。また芸能人として活躍されているつるの剛士さんの従兄弟で、幼少期によく一緒に絵を描いていたというお話も驚きです。

またそういった経歴からもうかがい知れることですが、本当に勤勉家でいらっしゃいます。「地獄楽」という作品を完成させるために、劇画作品やフランスの漫画を研究したり、作風をガラッと変えたり、刀を使うキャラクターが登場するということで親戚の殺陣師から自ら殺陣を習ったりしたそうです。

デビューしてから芽が出ない期間が続き、こうして勉強や研究を重ねた結果「地獄楽」という大ヒットに繋げられた賀来ゆうじ先生ですが、そんな賀来ゆうじ先生も三浦建太郎先生のヒット作「ベルセルク」はお好きらしく、対談で自分の漫画が「ベルセルク」のようになれば良いとおっしゃるほどでした(笑)その理由としては、賀来ゆうじ先生と三浦建太郎先生が考える漫画像が、人間と人間が出会うことによって変わらざるをえない部分を描く、という点で一致したからかもしれませんね。

地獄楽のここが面白い1:超人的な力や過去を背負ったキャラクター

上陸する死罪人たちは、監視役とのツーマンセルとなっていて、全て書くとなると20人は越えてしまうことになるので紹介は主キャラクターの二人だけとさせてもらいます。みんなそれぞれ特殊な能力や癖があってすごく魅力的ですよ。

画眉丸

(出典:https://ent.smt.docomo.ne.jp)

本作の主人公であり最強の忍と恐れられた死罪人。渾名は「がらんの画眉丸」。その力は里の長に認められるほどのもので、石隠れ衆の忍の筆頭を務め、長の娘と結婚するにまで至ります。しかし、画眉丸は娘と生活を共にしたことで娘の優しさにふれて、人の心というものを知ってしまいます。そして、その心を知ってしまったことで、画眉丸は暗殺者としてはあるまじき心の優しい人間へと変化していきます。ついには、暗殺者を辞めたいと思うようになり、里から脱出を試みるも里の掟がそれを許さず、死罪人として投獄されてしまいます。画眉丸は妻である娘と暮らせるように、無罪を求めて島へ向かいます。戦闘の際には武器は使わず主に体術を使います。

山田浅ェ門佐切

(出典:https://ent.smt.docomo.ne.jp)

打ち首執行人として、名をはせる一族の当主の娘。処刑人の娘ということと、女に生まれてきたこともあり、子供時代は同世代から疎まれることも多かったようです。剣技は一流ですが父親のように、人を殺す際に恐怖を絶つことができずに殺しという行為に常に葛藤を覚えています。物語では画眉丸の監視役として島へ同行します。

地獄楽のここが面白い2:圧倒的な世界観と不気味な生物たち

(出典:https://mangaimg.com)

まるで、かの「ベルセルク」を彷彿させるような圧倒的すぎる世界観を、よく江戸時代という和の世界にもってこれたなという印象を受けました。登場する不気味な生物たちも、ただ気持ち悪いだけではなく、大仏や仏像といった馴染み深いものから妖怪などの化け物たちもモチーフに描かれていますが、全く違和感を感じさせません。むしろ魅力的です!これからどんな気持ち悪い生物が出てくるのかと思うとわくわくが止まりませんね!

地獄楽のここが面白い3:退屈させないストーリー展開

(出典:https://mangasanso.com)

最初から主人公の画眉丸が打ち首になりそうになっているという引きのある導入部分もさることながら、キャラクターの過去を描くタイミングがとても上手いのです。そうして、僕たちをキャラクターに感情移入させると今度は次々に戦闘が繰り広げられていきます。そうしたシーンの転換が全く退屈させません。主要キャラクターが次々に死んでいくところもスリルがありますね!

地獄楽のここが面白い4:感動するほどの作画力、美麗すぎる背景

(出典:https://mangasanso.com)

キャラクターはもちろんのこと、背景に関していえば思わず見とれてしまうほど丁寧に描写されています。描き込みがまじで半端ないですね。この辺りも「ベルセルク」と同じ印象を受けました。先生がいかに「ベルセルク」から影響を受けているかよくわかります。先生が自らおっしゃっていた「ベルセルク」ようになればいいのにという言葉はもはや謙遜にしか聞こえません。描き込みされたシーンはすでに「ベルセルク」に近いレベルにまで達していると僕は感じました。

まとめ

こんなに一気に読んでしまった少年漫画は久しぶりですね。過激な描写も多く少年漫画と言えるかどうかは怪しいですが(笑)ヤンジャンとかなら全然納得できるんですけどね!そういった過激な描写に、一部の読者からは批判があったりするみたいですが、それも含めて楽しんでもらえたら良いなと思います。

アニメ化されるのが本当に楽しみですね!

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