共学高校のゲンジツ【感想】恋愛への進展率ゼロ!恋したくても積極的になれない少年少女たち!

共学高校のゲンジツ【感想】恋愛への進展率ゼロ!恋したくても積極的になれない少年少女たち!

この作品は、「主人公の草野をはじめとする仲良し男子三人が、変わった女の子たちに日々悶々とさせられる草食系ラブコメディ漫画」です!

7巻で完結しちゃってますが、また続きが出てくれたらいいなって思う良い作品でした!

あらすじ

チャンスなら転がっている!! ちょっとだけドキドキする……でも、進展しない!! 盛り上がりそうで盛り上がらない毎日を悶々と過ごす男女の人間模様を描く、全く新しい草食系恋愛コメディー。作者は創作系同人誌即売会で絶大な人気を誇るサークルItamiWorksの伊丹澄一とさぬいゆう。商業誌初連載にして、既に円熟の域に達したパフォーマンスにご注目ください!!

(引用:『amazon』)

この作品の魅力

舞台は平凡な共学の学校

きっと高校生になったら、華々しい青春を迎えられると期待をもつ少年少女たちが、高校デビューするも現実をつきつけられてしまうのです。

可愛い女の子が突然話しかけたりするわけでもないし、彼女ができるわけでもない。
僕の通う学校もそうだけど、女子は女子、男子は男子で集まるのが普通なんだよ!

屋上は当然のように施錠されてるし、彼氏彼女なんて自分からアプローチしなければそんな簡単にできないですよね。あー、可愛い女の子、空から降ってこないかな・・・。

さておき、この漫画はちょっとリアルな世界観を描きつつも、夢のあるシチュエーションがあったりして、こっちまで悶々とさせられます。

なぜちょっとかと言うと、現実では保延さんみたいな女子高生は・・・いません(泣)
こんなお茶目な女子を誰が放っておくんだというね(笑)

保延さんの天然すぎる行動

このマンガのヒロインである保延さん。平気で誰の彼女にでもなってもいいよと言う寛容な精神に思わず呆気にとられます(笑)

そんな保延さんと男子三人とのやりとりは見ていて、微笑ましいと同時にとにかく悶々とさせられます。

途中から参戦するボーイッシュな尼妻さんも、ちょっと天然なとこがあって二人が組み合わさると可愛さ倍増です!

閑話に出てくる女の子

ひたむきに出会いを求めるの女の子。主人公たちとは完全に独立したショートストーリーで話が進み、基本的には1、2ページで話がまとめられています。

やってることはおバカっぽいんだけど、もしかするとこのマンガに出てくる登場人物の中で、一番僕に似ているかもしれない!

すごく共感できる部分が多いです。
まぁ、僕はもう少しライトな拗らせ方をしてると思いますけどね。
ん・・・。いやそこはあんまり聞かないでください。

まとめ

何度読み返しても悶々とさせられる独特の世界観は味があって良い作品だったなあと思いました。

恋愛に発展しそうで発展しない、そんなもどかしい状況が見たい人たちにおすすめできる作品です!