おもしろい作品のたった一つの共通点!それってつまり?

私は基本的におもしろいと思った作品しか記事として取り上げていません。

ですが、ふと思いました。当たり前のようにおもしろい、おもしろくないって判断してるけれど、つまり、おもしろい作品の共通点って何だろう。いや、そもそもおもしろいって何なのだろうって。

この記事では、私が考えるおもしろい作品の共通点が何かということと、おもしろいとはつまりどういうことなのか、それを私なりの解釈で伝えていきます。

おもしろいって、どういうこと?

創作物を作るにあたって、おもしろい作品を目指すということは大前提でしょう。

小説だろうと漫画だろうとゲームだろうと、創作物である限りそこをはずすことはないと思います。

で、おもしろいってなに?ってなった人もいるのではないでしょうか。

おもしろいを検索して調べてみると

  1. 興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。
  2. つい笑いたくなるさま。こっけいだ。
  3. 心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。
  4. 一風変わっている。普通と違っていてめずらしい。
  5. 思ったとおりである。好ましい。
  6. 風流だ。趣が深い。

という風なことが書かれていました。
なんとなく言わんとしていることはわかりますが、まだすっきりしないです。

と、ここで先に私の持論を言ってしまいますと、おもしろい作品というものは感情が動かされたかどうかで判断できるのではないかと考えています。

おもしろい作品のたった一つの共通点

少なくとも上記で示した感情が沸かなければ絶対におもしろい作品とは言えません。

もしも友達から「俺、この作品を読んでも、ずっと無感情だったんだけどおもしろかったから、読んでみて」なんて言ってくるやつがいたら、その場でとびひざげりを食らわせるでしょう。

とまぁ、冗談はおいといて、その作品に対して何らかのアクションを取っても関心が沸かなければ、それはあなたにとっておもしろくない作品だったと言えるでしょう。

次は感情が動かされたかどうかという点について、掘り下げていきます。

感情が動かされるとは

感情は、喜怒哀楽のどれでも良いのです。とにかく、この中の一つでも感じることがあれば、それはあなたにとっておもしろい作品だったと言えると思います。

ここで注意してもらいたいのは、必ずしも他人と自分の感性が同じであるわけではないということと、自分の理解できない作品をおもしろくないと決めつけて他人がおもしろかったと言っている作品を批判するのは良くないということです。

私も感覚でしか判断してきていませんでしたが、もっと感情的にもっと論理的に判断をできるようになろうと思いました。

おもしろい作品は掛け算

あくまでさっき示した条件は最低条件です。で、あとはどれだけ作品の魅力を積み重ねられているかだと私は思っています。

感情を動かされるの上位互換、感情移入ができる作品。これは完全にあなたにとっておもしろい作品と言えるでしょう。

他にも、テーマがしっかりしている作品。あっと驚くようなストーリー。綿密な世界観。自分のフラストレーションを発散させてくれるような勧善懲悪など。絵が美しかったり、かっこよかったり、可愛かったりなど、これも感情の一つです。

それらのようなピースがそろっていればいるほど、掛け算的にどんどんおもしろいと感じて、それは自分にとってかけがえないのないおもしろい作品と言えるでしょう。

まとめ

おもしろい作品のたった一つの共通点、それはつまり、自分の感情を動かしてくれる作品というわけです。

よりよい読書生活をするならば、こうしたことを念頭に入れ、さらに何がおもしろかったか、何がおもしろくなかったかを深掘りしていくのも楽しいかもしれませんよ!